ドローン検定1級まで取得して、その後「どうしようかな?」と悩んでいた実技研修を受けてきました。
実は、MAVIC AIR2を買ったので、DIPS(ドローン情報基盤システム)に登録しようとしたのですが、機体の登録はできても飛行禁止区域の許可申請のハードルがすごく高いことが判ったんです。
自分で飛行ログを付けて、飛行時間が10時間とか、離着陸10回を録画するとか、証明方法をいろいろ考えたのですが、さすがに面倒くさい状況になってきました。
そこで、しょうがない!実技研修を受けるか!という考えに至ったわけです。
ドローン検定を取得していると受講料が安くなる
ドローンスクールでは、3級程度の座学と実技を同時に行いますが、僕はドローン検定1級を持っているので座学の方が免除となり、この分受講料が2万円ほど減額されました。
ドローン事体にお金がかかっているので2万円でも安くなれば嬉しいですね。
各種補助金が出る場合がある
これも自分のケースでなんですが、地方自治体が産業活性化支援のため各種補助金を出しているところがあります。
ドローンは単に趣味ではなく、各種産業にも使われるので”仕事”という証明ができればこちらを活用できます。
僕の場合は、2/3が補助されたので、こちもかなりお得でした。
実技講習はけっこう楽しいぞ!
ドローンスクールは、スクールと言ってもやる事はドローンを飛ばす練習なので、当然ですが、けっこう楽しいものです。
実際は、ほぼシミュレーターを使っての練習になるのですが、はっきり言ってビデオ・ゲームと変わらないので、第3者から見れば、ゲームで遊んでるようにしか見えないでしょう。
僕は、FPVではシミュレーターをかなり使い込んでいたので自信があったのですが、目視ではあまり飛ばさないので、割と苦労しました。
特に、実際ではドローンをバックさせることなどないので、バックさせるのはなかなか難しかったですね。
それと、シュミレーターならではかもしれないのですが、距離感が難しいんですよね。
ゲートをくぐるのに、前後移動はさほど難しくないのですが、横方向に移動しての通過は難しいです。
”ここだ”と思っても、ゲートの手前だったり、向こう側だったり・・・。
まぁ、スクールなんで指導員がいて教えてくれるし何度もチャレンジできるし最終的には合格するんですけどね。
あっという間に10時間の飛行実績ができてしまう!
という事で、シミュレーターはお遊び感覚で終わり、いよいよ実機です。
今回使用した期待は、MAVIC PROでした。
MAVICシリーズでは最高機種で、自分のAIR2よりは一回り大きい感じ。
こういう高級機材を使えるのも嬉しいですよね。
実機を使った講習は、ほぼシミュレーターでやったことの復習ですね。
ちゃんとシミュレーションどおりに飛ぶことを確認すればOKです。
個人的に難しいのはやはり距離感で(シミュレーターでも苦手)、10m離れた場所に正確に着陸させるという項目は、一度失敗しました。
これはもう少し練習しないとなぁ・・・
という事で、講習会が終了したので、後は終了証が届いたところでDIPSに登録すれば完了です。
晴れて人口密集地区、目視外飛行、150m以上の上空、祭事上空、30m以内の接近など、許可・申請ができるようになります。
いやぁ、楽しみだなぁ。
特に市街地に比較的近いところに住んでいるので、人口密集地区で飛ばせないと、けっこう大変なんですよね。
これで楽に飛ばせるようになると助かるなぁ。