ドローンの始め方

判ったようなタイトルを付けていますが、当ページは”初心者が作っている”のをウリにしています。

ある程度できるようになると忘れてしまうような”初心者ならではの悩み”に気づき、自分が解決してきた手段を紹介していきます。

ベテランには判らない初心者目線の解説を心がけています。

何を買ったら良いのか?

ドローンもラジコンの一種だった

”なぜドローンなのか?”という問いに似ていますが、ドローンというものは飛ばす以外の目的を持っているところが他のラジコンと違うところです。

これは、ドローンを始めてから気が付いたのですが、ドローンも飛行機やヘリコプター、自動車など、ラジコン模型の一種だという事です。

当たり前のようですが、実際のところ、ドローンを飛ばすのは、飛行機やヘリコプターを飛ばすこととは別・・・というか、ラジコン飛行機やラジコン(以下RC)ヘリコプターは、全く眼中にありませんでした。
(なぜ、そうだったのか判りませんが)

ところが、実際にドローンを飛ばしてみると、それはRCそのもので、根本的には飛行機やヘリコプターと変わらないという事が判りました。

特にシミュレーターを使った練習では、同じプロポを使うという事もあって、”操縦方法は同じ”若しくは”似ている”と強く感じました。

いろいろ飛ばせるリアルフライトシミュレーター

特にヘリコプターについては、操縦方法がかなり近いという事が判ってから、「ああ、ドローンって、ラジコンなんだ」って何かシミジミと伝わってくるものがありました。

では何故ドローンだけがラジコンの中では異質なものだと感じるのでしょうか?
一般的には、ドローンだけが飛行機やヘリコプターなどとは明らかに別のものです。

自分なりに出した答えは、RCの飛行機やヘリコプターなどは、”飛ばして楽しむもの”、これに対し、ドローンは、飛ばして”何かをするもの”なんです。

ドローンは、ニュースやドキュメンタリーで見たり聞いたりすることが多いんですが、そのほとんどが”業務用”なんです。

ドローンを使って撮影したり、農業を支援したり、物を運んだり・・・などなどです。

もちろんドローンを飛ばして楽しいと思うことはあるのかもしれませんが、操縦する楽しさは、飛行機やヘリコプターの方が上(シミュレーターでは)だと、私は感じました。

ドローンを飛ばしても楽しくない・・とは言いませんが、それよりも、ドローンを使って何かをする方が圧倒的に楽しいと思います。

このように考えると、どんなドローンを買ったら良いのか?という問いの答えは、”ドローンを使って何をするか?”でおのずと決まってくると感じました。

ドローンを使ってでできる事

ドローンで空撮

ドローンを使ってできる事で代表的なのは空撮です。
ヘリコプターでももちろんできますが、ドローンの方が簡単で安くできます。

昔は本物のヘリコプターに搭乗して、カメラを回さないと撮影できなかったような上空からの撮影がドローンを使えば簡単な上に格安でできてしまいます。

今のようにドローンが普及してきたのは、この空撮に対応するドローンの操縦が簡単(自動化)になり、価格も安くなってきたからでしょう。

この手のドローンは、中国メーカーのDJIがシェアを独占しています。

DJI ファントム

上の写真はDJIのファントムという機種です。
どこかで見たことがあるのではないでしょうか?

正に空撮のために作られたドローンで、ちょっとがんばれば買えてしまう価格なのに、GPSや各種センサーを駆使した自動化のおかげで、誰でも簡単に飛ばせます。
また、空撮した画像のクォリティも素晴らしいものです。


大ヒットしたファントムをさらに一般的なドローンにしたのがMAVICシリーズです。

こちらは、手軽に買えるし持ち運びも便利とドローン初心者でも”欲しい!”と思える機種ではないでしょうか?

DJI MAVIC

MAVICシリーズは、手に入りやすい価格もあるのですが、初心者を魅了するのはなんといってもそのスタイルではないでしょうか?

従来のドローンのデザインをからは考えられないスタイリッシュなデザインで、素直にカッコいい!と思えます。

MAVICミニという、これまた初心者が欲しくなるような小型のMAVICも登場しました。


MAVIC MINIは、MAVICと同等な機能を持っているにも関わらず、日本国内では規制対象外の200g以下の199gです。

規制対象から外れるのを狙ってこの重量にしたと思われますが、それでも199gでこの性能はスゴイ!
空撮ファンならぜひ欲しくなる機体です。

ドローンでレース

今、自分自身で一番興味があるのは、このカテゴリー「ドローン・レース」です。

これは本当にスゴイ!
いくら説明しても伝わらないと思うので、これはもう、実際の動画を見てもらうのが一番です。

実は、僕はスターウォーズ・ファンなのですが、ドローン・レースというのは正にスターウォーズの世界です。
いや、スピード感、迫力、これは完全にハマってしまいました。

ドローン・レースのコース

最高時速は150km/hに達するというから、すさまじい世界です。

さすがにこれからドローン・レーサーになりましょう!・・・とは思いませんが、そのテクニックには非常に興味があります。

FPV飛行

ドローン・レースとは切っても切り離せないのがFPV飛行です。

FPVとは、First Person View、日本語では「一人称視点」と言うらしいのですが、つまるところ、ドローンから見た映像”だけ”を頼りに飛行することです。

FPVドローン・レース用の機体とゴーグル、プロポの画像

昔は、飛んでいるドローン(本当に昔はRC飛行機)を見て飛ばす(視認飛行)でレースをやっていたと思うんです。

しかし、ドローンにカメラを乗せて、その映像を見ながら操縦するFPVの技術が進歩してからは、飛躍的にレースの世界が広がったと思います。
今や、ドローン・レースと言えば、FPV飛行が当たり前の世界になっています。

マイクロ・ドローンの世界

前述のドローン・レースは、そりゃすごいものですが、初心者がいきなり挑戦するのは無謀です。
スピードも速いし、壊れたり事故を起こした時のリスクも大きいです。

そこで、初心者の私が”これだ!”と思ったのがマイクロ・ドローンです。

TinyWhoop

手のひらサイズのTinyWhoopは、最初からプロペラガードが付いているという、なんとも初心者向きのドローンです。

それでいて、ブラシレス・モーター採用という本格派!
入門機には持って来い!ですよね。

もちろん、FPV用のカメラや送信機(VTX)も付いています。

で、このようなマイクロ・ドローンでレースをする(マイクロドローン・限定のレースもあります)のも良いのですが、実は、空撮も面白いんです。

FPVで撮影した動画が面白い!

これまで、ドローンで撮影した動画と言えば、DJIのドローンが撮影したような、”大人しい”映像が主流でした。
これは、ジンバルというカメラの傾きを自動補正する機能を使ってほとんどブレない映像が撮影できるからなんです。

それはそれで綺麗な動画になるんですが、どうしても優等生的な画像で、しかも、ヘリコプターから人が撮影した映像と変わらない動画しか撮れないのも難点です。

では、FPVだったらどんな動画が取れるのか?

そりゃもう、U-Tubeでも何でも検索してみてください。
山ほどFPVで撮影した動画が出てきます。

まぁ、個人的には、このFPVを使った動画にチャレンジしているのが現状です。

一つだけ紹介したいのが、「オンナノコズ」という動画です。

オンナノコズ

この画像は、普通に撮影したように見えますが、実はFPVで撮影されています。

ドローンの空撮と何が違うのか、ぜひ、動画をごらんになってください。

投稿日:2020年9月25日 更新日:

執筆者:

ドローンを始めました。

うまく飛ばせるようになったら大分県の美しい空撮映像を投稿していきます。

住所
123 Main Street
New York, NY 10001

営業時間
月〜金: 9:00 AM – 5:00 PM
土日: 11:00 AM – 3:00 PM