シミュレーターの重要かつ必須!!
ドローンを始めるのにフライト・シミュレーターは必須です。
ドローンだけでなくRC(ラジコン)をやろうという人なら絶対に必要だと思います。
その理由は二つ
機体を壊さない
フライト・シミュレーターで練習すれば”絶対に壊さない”とは言えない(実際に私は壊しました)のですが、やはりしっかりと練習しておけば壊し難くはなると思います。
ドローンに限って言えば、プロペラガードが付いているものは、それなりに墜落や衝突に耐えますが、やはり、強くぶつけたり、何度もぶつけたりすると壊れます。
僕のように、カメラを壊す事もあるでしょうし、微妙にセンサー類が不調になることもあります。
壊れると修理に手間やお金がかかってしまい、しまいには、修理できなくなって新しい機体も買えないなんてことになります。
なんてったってモチベーションが下がりますよね。
やはり、墜落させない、壊さないように、しっかりとシミュレーションで練習しましょう。
フライト・シミュレーションの価格にもよりますが、機体の修理代を考えると、必ず元を取ると思います。
プロポに慣れる、機体の特性を体感する
シミュレーションはゲームとは違います。
実際に飛行するドローンや飛行機の動きを再現してくれますし、実際に使用するプロポ(送信機)で操作できます。
なので、プロポのスティックを操作して、機体がどのように反応するか?が判るようになるし、その操作感も体感できます。
始めての時は、スティックを大きく動かしてしまい、ホバリングすらままならない状態の方がほとんどだと思います。
このような状態では”本物のドローン”を飛ばすことは不可能で、すぐに壊してしまいます。
プロポの操作に慣れて機体の特性を体感することが大事で、シュミレーションを使えば、これができてしまうのです。
どのようなシミュレーターが良いのか?
基本は目視による飛行だと思う
FPV飛行による「ドローン・レーサー」を目指す方でも、目視による飛行は全く出来ないのは考えられません。
やはり目視による飛行は基本でしょう。
逆にある程度、目視飛行ができるようになったらFPV飛行にスムーズに入れるような気がします。
万能型フライト・シミュレーター
RF リアルフライト・シミュレーター
フライトシミュレーターの代表は、日本が誇るプロポのメーカー、「フタバ」がリリースしている「RF(リアルフライト)」シリーズです。
こちらは、フライト・シミュレーターとしては、ほぼ完璧で、飛行機からヘリコプター、そしてドローンなど、ほぼ網羅されています。
目視飛行もFPV飛行もシミュレーションできるので万能型と言えるでしょう。
問題は価格で、ソフトのみでも2万円、専用のプロポ(自分のプロポがあれば不要)付きだと3万円です。
まぁ、元は取るとは思いますが、高額なのは確かです。
Phoenixについて
リアルフライトほどではないのですが、まぁまぁの機能を持っているのが「Phoenix」です。
これ、お勧めして良いのかどうか迷うのですが、とりあえず個人的には助かっているソフトになります。
「Phoenix」はamazonから以下のように、USBとセットで購入しました。
写真を見ると判るように、表紙は「RF7リアルフライト」になっています。
もちろん、PCとプロポを繋ぐためのケーブルが必要だったのでこちらを購入したのですが、ごらんのように激安でソフトまで付いています。
バージョンが古いとはいえ、2万円相当のソフトが2千円ちょっとなのですからお買い得ですよね。
このセットがどういう物かは下のリンクで説明している通りです。
いろいろ事情はありますが、結局、この「Phoenix」には大変お世話になりました。
免許取得や修理代にお金が係り始めると、やっぱり”安い”というのも重要な要素だなぁと、つくづく感じているところです。
最初は飛行機を飛ばしてみよう!!
そもそもRC(ラジコン)ファンで、そこそこ見たり聞いたり、触ったりしていれば別ですが、僕のように、全く初めてという方にとっては、おそらく最初からドローンは難しいと思います。
前述の「PhoenixRC 5」を始めた時は、当然、ドローンを飛ばそうと思ったのですが、これがもう全く自分の思い通りになりません。
まず、飛ばないですね。(すぐ落ちます)
また、次は、なぜだかスピードが出過ぎて墜落します。
同様に、ヘリコプターも、”全く”と言っていいほど飛びません!
難しいです。
ところが、飛行機だけは、とりあえず飛ばすことができたんです。
2CH(チャンネル)の飛行機は比較的飛ばしやすい
ドローンやヘリコプターの操作で難しいのは、”ラダー”の操作です。
多分、飛行機もきっちりとラダーを操作するのは難しいのだろうと思うのですが、いかんせん、ラダーはとりあえず棚に上げてエルロンの操作だけで、ほぼほぼ操縦できてしまいます。
上下の立体的な動きはもちろんありますが、RCカー(ラジコン自動車)と難易度はあまり変わらないという感想です。
もちろん自動車は止まっても落ちないし、そもそも飛ばないので着陸しなくても大丈夫です。
なんですけど、操作感はあまり変わらないような気がします。
とにかく、難易度が高いのは”ラダー”の操作です。
これさえ省いてしまえば、そんなに難しくない≒ラジコン飛行機は難しくない、という印象でした。
飛行機でも何でも、飛ばしてみないことにはモチベーションが保てない
おそらく、シミュレーションで機体がドローンしか選べなかったら、”飛ばない”、”飛んでもすぐ落ちる”の繰り返しだと、モチベーションが上がらないと思うんですよね。
とりあえず飛行機なら自由に飛ばせるようになるのに、そんなに難しくないので、モチベーションを保つためには飛行機の選択肢は欲しいと思いました。
そして「FPV」にチャレンジ!
最終的に「FPV」をやるという事でしたら、やはり「FPV」専用のシミュレーターがお勧めです。
いくら「RF(リアルフライト)」が優れたシミュレーターでも、専用のシミュレーターには敵いません。
また、FPVに特価したシミュレーターは逆に言えば他の飛び方はできないわけで、そいういう意味で制限があるため、「RF(リアルフライト)」に比べれば、桁違いの激安です。
FPVをやるなら専用シミュレーターしかないでしょう。
続き ⇒ FPVシミュレーターの選び方