MAVIC AIR 2からの伝送遅延が酷く目視外飛行は全くできない状態を解決
前回のやりとりでDJIに治してもらうという手は全く使えなくなったのでもはや自力でなんとかするしかない
DJIのアドバイスはDJIFYI(アプリ)が対応しているスマホに買い替えるってこと。
「スマホを変える」・・・簡単じゃないわねぇ
とりあえず中古を探してみる
DJIのアプリに対応しているスマホはiPhoneの他、androidはハーウェイとかギャラクシーとか外国製ばかり。
なかなかその気にならなかったんだけどとりあえずiPhoneに的を絞る。
現時点でiPhone8より新しい機種が選択肢だった。
で、メルカリで調べるとこれがまぁまぁなレベルだと2万円ぐらいするんだよね。
さすがに厳しいなと思いつつ並行して現在のEXPERIA(エクスペリア)でなんとかならないか探ってみた
すると、映像伝送が発生する原因の一つにスマホのアプリと期待のアプリのバージョンが違いがあるという話にたどり着いた。
スマホ側で機体のファームウェアを更新しても効果がない
DJIFLYの機能の中に「ファームウェアの更新確認」があります。
メニュー>詳細>機体のファームウェア>更新確認
当然これまでもこの更新確認はやっていたんですよ。
なんだけど、いつも「ファームウェアは最新です」のメッセージが出てきます。
普通、これを信じるじゃないですか!!
念のためDJI ASISTANTで機体のファームウェアをアップデート
ここまで来たら無駄かもしれないと思ってもチャレンジです。
以前、機体とプロポのペアリングについて試行錯誤していた際に何度かの成功を導いた「DJI ASISTANT2」を使ってみました。
このアプリはプロポを使わず直接PCと機体を接続して機体のファームウェアをコントロールできます。
機体とPCをUSBで接続「DJI ASISTANT2」を起動すると・・・なんとなんとアップデートが始まるじゃないですか!!
期待は高まりますがこれでダメならやはりスマホを買うしかない。
祈るような気持ちで機体とプロポをペアリング。
恐る恐る機体を持ち上げ動かしてみると・・・
なんとなんと!ちゃんとリアルタイムに近い状況で画像が伝送できてました!
機体のファームウェア更新は「DJI ASISTANT」で行うべし!
後日、実際の飛行でテストしたところ映像伝送は問題なく行われMAVIC AIR2は完全復活しました。
結局判ったのは、スマホのアプリやプロポのアップデートを行った場合は機体のファームウェアをアップデートしなければ不具合が起こる。
そして、その機体のファームウェアのアップデートは、スマホのアプリ(DJIFLY)ではなく「DJI ASISTANT」を使って行わないとうまくいかない。
という事だった。
試行錯誤は続けるべし!
今回の”ペアリングできない”というトラブルから完全復活まで2か月ぐらいかかったけど、この間も無駄ではなかったような気がする。
アプリに対応するスマホの機種がけっこう少ないという事や「DJI ASISTANT」の重要性が分かった。
結局DJIFLYを使って機体の更新ができないというところがスマホ機種の問題かもしれない。
いろいろ考えるとiPhoneかIpadがベストチョイスなのだろう
今回のことで、やはりMAVIC AIR2を飛ばすには専用のスマホかタブレットが必要だと感じた。
機種対応もあるけど空撮するたびにスマホにキャッシュが溜まっていくとストレージを圧迫すること間違いなしなので、ここいらが潮時かなと思っている。
画面もスマホでは小さいのでIpadの購入に踏み切るか?と思案中というとこだな。