7月26日(日)に実際に受験してみて”へー”と意外だったこと、気が付いた事、2つありましたので報告します。
テキストに掲載されない問題も出る!
基本的にドローン検定はテキストを網羅しておけば必ず合格!という認識でした。
なので、テキストに掲載されていない問題は出ないと思い込んでいたのですが、実際は新問も出題されるようです。
今回は3問出ていました。
新問だからって難しいわけじゃない!
新問たって、単に、テキストに掲載されてないだけで、そんなに難しいわけじゃないです。
今回の新問(知らなかっただけかも?)は以下の3問でした。
- 前進中のマルチコプターが失速した場合にとるべき最も適切な操作を選びなさい。
①ラダーを操作してヘディングを変える
②前進速度を減速する
③スロットルを下げて降下する
④前進速度を加速する
この問題、テキストには、「飛行機」の場合で掲載されています。
答えは、”ディセンド(機首を下げる)ですが、当然「飛行機」と「マルチコプター」の対処方法は違います。
さて、どうしたものか???
まず、①は、失速とは関係ないので除外。
また、③は既に失速して降下中なのに、さらに降下しても意味が無いので除外。
とすると、②か④の2択になってくる。
感覚的には②だが、失速したならスロットルを上げるので、④も説得力がないわけではない。
迷った挙句、「マルチコプター」の場合、減速する場合もフレアを使ってスロットルを上げるので、やはり②が正解の確率が高いと読んで、ここは②を選択! - 限界速度が40km/hである機体が風速10m/sの風に向かって前進する場合、最大の対地速度として最も適切なものを選びなさい。
①1km/h
②4km/h
③15km/h
④30km/h
実は、これ引っ掛け問題。
簡単に考えると、40-10=30 で答えは④になっちゃうんですよね。
僕も最初はひっかかって、④を選んでいたのですが、見直しで”単位の違いに気が付いたんです。
風速の方は、単位が「m/s」なんですよね。
コレに気が付いて、キチンとkm換算すると、応えは②になりました。 - 日没後(夜間)に無人航空機を飛行させる場合に必要な手続きを選びなさい。
①空港事務所へフライトプランの提出
②最寄の警察署への通報
③国土交通省への許可申請
④国土交通省への承認申請
これが一番悩みました!
テキストで勉強した知識の中での応えは、”空港事務所への承認申請”です。
この選択肢が無い!
要するに、①と②を足して2で割ったのが、自分の中の答えになります。
さて、これをどう考えたか?
結論!
「フライトプラン」は、全く関係ないので、消去法で残るのは④です!
で、何故④でも正解なのか?なんですが、
空港事務所は、国土交通省の仕事を移管して実施しているだけなんですよね。
なので、突き詰めれば国土交通省に承認申請しているのと同じことではないか?という解釈です。
という事で、どれもちょっと答えは悩むような内容です。
で、先ほど「>>第30回ドローン検定 正答一覧<<」を見てきました。
結果、全問正解!でした。見事100点!
いやぁ、ホッとしました!
テキストに絞って勉強することに意味はあるのか?
という事で、テキストだけで全てではないという事が判りました。
とはいえですよ・・。
50問出題されて、80%の正解があれば合格なので、10問は間違えても合格するわけです。
したがって新問の3問を全部間違えたとしても合格なんですよ。
テキストをしっかりやっておけば合格は正しいということですね。
受験票は忘れても大丈夫
受験と言えば受験票。
入学試験なんかでは、受験票を忘れただけで即アウト!という思いではありませんか?
ところがドローン検定の場合、「受験票を忘れた方は試験官にお申し出ください」という案内があります。
だから忘れても受験できますので、忘れたり失くしたりした場合でも取りに帰ったり捜したりせずに試験会場へ向かってください。
遅刻する方がマズイですよ。
次回は9月24日(木)に2級を受験します
次回は9月24日(木曜日)・・なぜ木曜日?に2級の試験です。
各級とも同じ会場同じ日程なので、開始時間が違うのでしょうね。
まぁ、こちらもテキストは購入済みで既に勉強を始めてますのでおそらく大丈夫でしょう。
前にも書きましたがドローン検定は1級まで取らないと意味がないので忘れないうちに全部受験することにします。
問題差し上げます!
落書きがありますが、第30回3級ドローン検定の問題を差し上げます。
マークシートの方法など、参考になるかと思います。
ご希望の方は、メールで連絡してください。先着1名です。
送料は、負担してくださいね。
ichiroh@fat.coara.or.jp