2022年6月20日から義務化された「ドローン登録」やってますか?
恥ずかしながら自分の場合全くノーチェックでDIPSの包括飛行許可申請をやっている最中に下↓のようなエラーが発生、”なんじゃこりゃあ?”となった次第です。
【表示されたエラーメッセージ】
本申請は登録記号または試験飛行届出番号が未登録の機体が含まれています。機体情報を修正する必要があるため、更新申請を行うことができません。 機体情報編集(基本情報)画面で機体情報を登録の上、申請書を複製して新規申請を行ってください。
上記の文章を読むと「機体情報を編集するように」という事なのでそのまま「機体情報の管理」のページで機体情報の更新を試みました。
で、ひっかかったのが「登録記号」です。
てっきりシリアルナンバーの事だと思って入力(なぜ消えたのか?とか思いつつ)すると”形式が違う”とのエラーメッセージ。
なんだこりゃ???
この「登録記号」を調べてやっと判ったのが前述の「ドローン登録システム」です。
既に飛行許可を取っているドローンも登録対象
ドローン登録の義務化はなんとなく聞いた事があったのですが、既に飛行許可を取っているので”自分は関係ない”と勝手に思い込んでいたところがあり、これをやらないといけないと判ったのはちょっとショックでした。
そしてさらにショックは続きます。
ドローン登録するためには「リモートID」が必須
「リモートID」というのは、車のナンバープレートのようなもので、ドローンごとにIDを持たせて登録されている機体か否かを判断できるようにするものです。
電波で発信するので飛行中でもドローンを特定する事ができる・・とまぁすごいシステムなのですが、問題はこの「リモートID」は、既存のドローンには付いていないという事です。
(新しい仕組みなのだから当然なのですが・・)
で、付いていなければ付けなければいけない「リモートID」ですが、「外付けリモートID」というのが市販されていて、これが1個4~5万円とお安くありません。
DJIの機体はファームウェアのアップデートで対応
ここまでの情報では、ドローン登録の義務化に伴い「リモートID」なるものを購入し機体に取り付けなければならない・・・って流れになりそうです。
”それなりの出費が必要なのか?”と慌て始めたところで、DJIから来ていたメールを思い出した。
タイトルは「ドローンの登録義務化に伴うリモート ID 対応機種に関するお知らせ」です。
DJIのリモートIDに対応する機種
このメールを読むと、DJIの製品の中で比較的新しい機種については、ファームウェアのアップデートでリモートIDに対応すると書いています。
おー!、追加で購入しなくて良いのか?
さすがDJI!、神対応です!!
無人航空機 登録義務化に伴うリモートID対応機種に関するお知らせ
こちらのリンクを見ると、僕が使ってる「MAVIC AIR2」はリモートID対象機種になっているようです。・・・セーフ!
実際にドローン登録をやってみた
それでは実際のドローン登録のレポートをしましょう。
既に登録方法を開設したサイトはたくさんあるので、ここでは自分が困ったり、お勧めしたりするポイントだけ紹介したいと思います。
実際に登録しておく前に本人確認方法を決めておこう!
登録自体は一般的な情報登録フォームと変わりないので難しくはありませんが、ちょっと迷うのが本人確認方法です。
こちらは登録を始める前に決心しておいた方が良いと思います。
- マイナンバーカードによる本人確認
- 運転免許証による本人確認
- パスポートによる本人確認
- 本人確認書類の郵送(戸籍謄本とか住民票、免許証や保険証のコピーなど)
これらの違いは”手数料”です。
最安は、マイナンバーカード利用で900円
次に運転免許証かパスポート利用で1,450円
最高値は紙書類の郵送で、2,000円+郵送料
となっています。
マイナンバーカードを持っていればこちらを利用すると良いのですが、持っていない場合、発行まで1か月ほどかかるので申請に間に合わないという事もありますね。
実際自分の場合は間に合わないので運転免許証で本人確認しました。(550円損した気分)
スマホから申請した方が楽かも
自分の場合はPCでやってしまいましたがスマホでやった方が楽かもしれません。
マイナンバーカードで本人確認する場合、NFC対応スマホならマイナンバーカードをかざすだけでOK。恐らくこれが一番楽。
PCの場合はカードリーダーが必要です。
免許証、パスポート本人確認する場合は、スマホで行います。
PCで申請すると本人確認のところでQRコードが表示されるのでこれをスマホで読んで本人確認のページにアクセスします。
そこで免許証やパスポート、本人の写真を撮影する事になります。
結局スマホがなければできませんので、最初からスマホで申請した方が楽かも?と感じました。
紙の本人確認資料郵送の場合、戸籍謄本を取得したり免許証のコピーをしたりと、なんだかんだ人手間かかる上に2,000円の申請手数料、さらには資料の送付郵送料とお金もかかるので、こちらを選ぶのはスマホを持っていない場合に限られると思います。
現代社会はスマホを持っていない人に厳しいようです。
詳しくはコチラ ⇒ 本人確認方法の詳しい情報 (09 登録手数料と支払い方法)
本人確認の方法を決心したらドローン登録システムにアクセスしましょう!
「アカウント開設」をクリックしてまずは自分のアカウントを作りましょう。
申請フォームに記載事項には、機体のシリアルナンバーや本人確認証など必要になりますので準備しておきましょう。
一通り情報を打ち込むと、いきなり”終わり”の画面になります。
ここで説明がなく、さらにログインIDの表示もないのでちょっと迷いますが、届けたメールアドレスにメールが届いてますのでこちらをチェックするとさらに続きが出てきます。
メールが届いたらメールに記載されているログインIDを使ってドローン登録システムにログインします。
ここでまた迷うのですが、クリックしなければならないのは、「申請状況/取下げ/支払い」です。
これをクリックしてさらに迷うのが、下の画面が出てきた場合
手続き内容確認中と書かれているので、時間がかかる時もあるのかもしれません。
とりあえず、待ってみます。
今日はここまで!